こだわり
おいしい日本酒とお魚を一緒にいただく。
日本人だけに許された特権を当店で。
海に囲まれた島国でありながら、豊富な雨量と山林を有することでおいしい水に恵まれた日本。ふだんこの国に住む僕達には気づきにくいですが、ほんとうに恵まれた環境にあると思います。
だって、いつでも新鮮なお魚を手に入れることができるし、おいしいお水でしこまれたおいしい日本酒をいただくことができるんですよ!
お魚へのこだわり 全国の漁師さん養殖業者さんからの直送
フレンチ時代の趣味の産地めぐりでお友達になった漁師さん・生産者さんとのご縁のおかげで、「だれが」「どこで」とったお魚かの基準でお魚を選び、お客様にお出ししています。
お魚バカ店主のお魚講座

お刺身とお醤油
オリジナルのお刺身用お醤油でお召し上がりください。
当店のお醤油は丸大豆仕込みの天然醸造ものをベースにみりんやお酒で調合したお刺身用オリジナルですのでお魚本来の味を打ち消すことなくお召し上がりいただけると思います。
だたし、つけすぎは禁物です。
たまにベッタリをお醤油を付けられるお客様を見ると「ああーっ!」となります。(笑)

焼魚
お魚の種類にもよりますが、当店の焼魚は直火ではなく炭火で焼いています。
炭火でお魚を焼くと遠赤外線の効果で余分な油や水気を飛ばして、外はこんがり中はふんわりと焼きがるんです。
もちろん、炙りなどはガスバーナーの直火でガーッと一瞬で焼いた方がおいしいですしケースバイケースですね。
直火焼き・炭火焼き・炙り・ソテー・オイル焼きなどなど、焼魚には意外にバリエーションが多いので、お魚にあった焼き方を考えてご提供しています。

煮魚
煮魚はほんとうに難しい!これは正解がないんですね。
僕はお休みをいただいたらお魚の産地にうかがい地元の煮魚をたべるのが趣味なのですが、本当に地方によって味付けが違うんです。
もちろん、うちは大阪のお店なので基本の味付けは大阪の味ですが、僕が地方で仕入れてきた煮魚の味付けの「ええとこ」を加えて行っています。

天ぷら
天ぷらって食材を揚げるだけと思われがちなんですが、揚げる前の仕込みや揚げる技術がけっこう大変なんです。
特にお魚は水分を多く含んでいますので、良い感じに「蒸しあげる」のが難しい。
食材によっておすすめの薬味をご提案していますので、ご参考にお召し上がりください。
日本酒へのこだわり
お魚と同じく、全国の酒蔵さんをまわった時のご縁で、ほとんどのお酒を蔵元から直接仕入れさせていただいています。
徹底的にお魚との相性を考えた品揃えになっておりますので、どの料理にどのお酒が合うのか等いつでもお気軽にご質問ください。
店主の独断!タイプ別日本酒の解説
僕の主観ですが、日本酒とお魚の相性についてまとめてみました!ご来店された際のご参考に!
大吟醸、吟醸系の香りがよい日本酒
フルーティー系とでも申しましょうか、甘口辛口に関係なくええ香りがする日本酒がこのタイプです。
女性の方に人気ですね。
お酒の香りが豊かなので、白身魚などのわりとたんぱくなお味のお料理を合うと思います。
ちょい冷、常温でいただくと香りが引き立っていいですね!
本醸造や生酒などの爽やか系の日本酒
辛口のスキッとした味の日本酒です。
これのタイプは好みなく誰にでも好かれてるように思います。
料理との相性もオールマイティーでどんなお料理でも合うと思います。
個人的には貝類の料理と相性が良い気がします。
冷酒でスキっとお召し上がりいただくのがおすすめです。
純米酒などのコクのある日本酒
お米を感じる濃い目の味の日本酒です。ザッツ日本酒!という感じです。
濃い目の味付けの料理と合う気がしますね。
常温もしくはぬる燗でお米の風味を味わうのがおすすめです。
熟成酒、古酒などの成熟した日本酒
なんというか重厚な味と香りが味わえる日本酒。
ファンは多いけど敬遠されるお客様もおられますね。
油の多い料理とマッチさせれば絶妙の相性になり、すごく美味しくいただけることがありますね。
常温で重厚な味を堪能していただくのがおすすめです。
日本酒とお魚を愛する者としてお迎えたします
お客様に対して失礼かもしれませんが、僕はご来店頂いたお客様を日本酒とお魚を愛する「お友達」だと思っています。
フレンチのシェフを長年務めたのに、日本酒とお魚好きが高じて作ってしまった場所です。
僕と同じような、日本酒とお魚が好きでたまらないお友達のための場所にしたいと思っています。
もちろん、「日本酒やお魚が今はあんまり・・・」という方も大歓迎です。
きっと日本酒とお魚のとりこにしてみますよ!
日本酒好き、お魚好きのお友達に会いに来ると思ってご来店いただければうれしいです!
「お帰りなさい!」